よくあるご質問 塗料に関する質問
なぜ塗装するのですか?
腐食や汚れから守るためです。
常に雨や風にさらされる外壁や屋根、柱は、そのままだとすぐに痛んでしまいます。 見た目に美しいことはもちろんですが、塗料は建物を保護するという重要な役割があります。
ただ、伸縮性のない塗料は、建物の伸縮によってひびが発生してしまい、そこから水が侵入すると腐食が始まってしまいます。外壁塗料には様々な機能を持つものがありますが、クラックによるひび割れの起こりにくい、伸縮性と粘着力のあるものをお勧めします。
常に雨や風にさらされる外壁や屋根、柱は、そのままだとすぐに痛んでしまいます。 見た目に美しいことはもちろんですが、塗料は建物を保護するという重要な役割があります。
ただ、伸縮性のない塗料は、建物の伸縮によってひびが発生してしまい、そこから水が侵入すると腐食が始まってしまいます。外壁塗料には様々な機能を持つものがありますが、クラックによるひび割れの起こりにくい、伸縮性と粘着力のあるものをお勧めします。
断熱塗料は本当に効果がありますか?
断熱塗料の効果は、製品の性能によります。また、遮熱塗料と断熱塗料は目的が異なります。遮熱塗料というのは、高反射性能があっても断熱性能はほとんどないのが普通です。
においが気になります
有機溶剤を使用する油性塗料の場合、どうしても独特のシンナー臭がします。
においが気になるという方は、水性塗料をお勧め致します。
においが気になるという方は、水性塗料をお勧め致します。
どのような塗料を選べばいいですか?
様々なメーカーの断熱塗料がありますが、要点は塗料自体の性能と、水性か油性の違いになります。
性能は各メーカーで特色を謳っておりますが、信頼性のあるデータと性能を比較したうえでお選びいただければと思います。
また、施工中のにおいが気になるようでしたら、有機溶剤を使用しない水性塗料をお勧めします。
性能は各メーカーで特色を謳っておりますが、信頼性のあるデータと性能を比較したうえでお選びいただければと思います。
また、施工中のにおいが気になるようでしたら、有機溶剤を使用しない水性塗料をお勧めします。
遮熱塗料と断熱塗料はどう違うのですか?
- 遮熱塗料:太陽光を遮るための塗料です。
- 断熱塗料:外気からだけではなく、室内の温度を逃がさない為の膜となる塗料のことです。
シーラー・プライマーとはなんですか?
- シーラー:シーリング材、下地処理材。下地との接着機能をもたせたもの。シールする(接着する、覆い隠す)という意味。
- プライマー:塗料や接着剤、シール材などを施す場合に、付着性を高めたり下地を調整したりするための下塗り材料のこと。「最初に塗る塗料」という意味。
シーリングとはなんですか?
シーリングとは、目地や隙間部分にシーリング材を充填し、防水性、気密性を保持することです。また、「コーキング」ともいいます。
水性塗料と油性塗料の違いは?
主に有機溶剤で希釈するのが油性塗料、水で希釈できるタイプのものを水性塗料といいます。
水性塗料は水で希釈するためにおいが少なく、どちらかといえば施工しやすい塗料です。環境にもやさしいといえます。 しかし、油性塗料は乾燥が早いなど、油性独自のメリットもあります。
環境、健康、性能を総合して、用途に合わせてお選びいただくのが良いかと思います。
水性塗料は水で希釈するためにおいが少なく、どちらかといえば施工しやすい塗料です。環境にもやさしいといえます。 しかし、油性塗料は乾燥が早いなど、油性独自のメリットもあります。
環境、健康、性能を総合して、用途に合わせてお選びいただくのが良いかと思います。
養生とはなんですか?
工事中などに、他の場所にキズや汚れが付かないよう、シートや粘着テープなどで覆うことをいいます。「マスキング」ともいいます。
タッチアップとはなんですか?
仕上がったあとの塗装面にキズや塗り残しがあった場合、修正塗りすることです。
キズの補修のためのタッチアップは、塗膜の厚さや色を合わせるのが難しいといわれます。
キズの補修のためのタッチアップは、塗膜の厚さや色を合わせるのが難しいといわれます。
ALCとはなんですか?
軽量気泡コンクリート(Autoclaved Lightweight aerated Concrete)の略称です。
不燃材料として認定され、パネル内部に気泡を有するため、コンクリートに比べて1/4ほどの重量です。断熱性にも優れており、熱伝導率はコンクリートの約1/10ともいわれます。
住宅では、外壁に利用されることが多いのですが、外壁として使用する場合は、防水のために塗装を施す必要があります。
不燃材料として認定され、パネル内部に気泡を有するため、コンクリートに比べて1/4ほどの重量です。断熱性にも優れており、熱伝導率はコンクリートの約1/10ともいわれます。
住宅では、外壁に利用されることが多いのですが、外壁として使用する場合は、防水のために塗装を施す必要があります。
チョーキングとはなんですか?
白亜化(はくあか)ともいいます。塗装が劣化し、色成分の顔料がチョークのような粉状になって現れる現象です。手で触って、白い粉状のものが付着する状態です。
チョーキングが出てくるということは、塗料が劣化して性能が落ちていますので、外壁・屋根の塗り替えをお勧め致します。
チョーキングが出てくるということは、塗料が劣化して性能が落ちていますので、外壁・屋根の塗り替えをお勧め致します。
クラックとはなんですか?
外壁に使用される部材(コンクリート等)の収縮による、部材自体のひび割れ、建物の収縮による塗料の「ひび割れ」のことを指します。塗料自体の割れは「塗装クラック」と呼ばれることもあります。
クラック(右)と塗装クラック(左)
塗料の粘着力が弱いと、クラックから剥がれてしまいます。
※塗装には、「クラック塗装」という、伸縮率の異なる塗料を重ね塗りしたり、塗料を厚く塗ることで意図的に塗装クラックを起こす塗装方法もあります。
クラック(右)と塗装クラック(左)
塗料の粘着力が弱いと、クラックから剥がれてしまいます。
※塗装には、「クラック塗装」という、伸縮率の異なる塗料を重ね塗りしたり、塗料を厚く塗ることで意図的に塗装クラックを起こす塗装方法もあります。
ケレンとはなんですか?
塗料の密着性を向上するために、塗装する下地表面に付いた汚れや錆を取ることをいいます。
- 1種ケレン:腐食が非常に激しく、塗膜があまりない状態
- 2種ケレン:腐食が著しく、塗膜がかなり劣化した状態
- 3種ケレン:塗膜が残っており、少し劣化した状態
- 4種ケレン:塗膜が残っており、チョーキングや変色がある状態
屋根・壁の塗り替え時期の目安はいつ頃ですか?
塗装が変色したり、チョーキングやクラックが目立ってきたら、塗り替えた方がよいでしょう。塗料の性能によりますが、5〜10年くらいが目安です。
耐久性の高いウレタン樹脂やフッ素樹脂の場合は、10〜15年と言われますが、やはり施工や塗料の品質によりますので、チョーキングやクラックが目立ってきたら塗り替えをお勧めします。
耐久性の高いウレタン樹脂やフッ素樹脂の場合は、10〜15年と言われますが、やはり施工や塗料の品質によりますので、チョーキングやクラックが目立ってきたら塗り替えをお勧めします。
塗装にはどのような方法がありますか?
住宅や内装・外装の塗装では、刷毛、ローラー、吹き付けが一般的です。
吹き付けとは、塗料を霧状にして、高圧空気とともに吹き付ける方式です。缶スプレー、エアーブラシ、エアーコンプレッサーがこれに当たります。高圧空気の水気を避けたい塗料は、塗料を高圧にして、その圧力で噴霧する「エアレススプレー」という方式があります。
吹き付けとは、塗料を霧状にして、高圧空気とともに吹き付ける方式です。缶スプレー、エアーブラシ、エアーコンプレッサーがこれに当たります。高圧空気の水気を避けたい塗料は、塗料を高圧にして、その圧力で噴霧する「エアレススプレー」という方式があります。
塗料は厚く塗った方が効果がありますか?
一定の膜厚を確保することが必要ですが、一回に許容以上の厚塗りをしてしまった場合、クラックの原因に繋がる場合があります。また、乾燥しきらなければ、夜露などで流されてしまう可能性があります。
商品の施工要領書に記載してある塗膜厚を守って施工してください。
商品の施工要領書に記載してある塗膜厚を守って施工してください。
塗料は薄めた方が綺麗に塗れますか?
遮熱塗料などの機能性塗料は、効果が充分に発揮されるような特定の塗装方法をとる必要があります。薄めればそれだけ薄く綺麗に塗れますが、断熱塗料などの場合、効果が不十分になってしまいます。
商品の施工要領書をよく見て、希釈量や塗膜厚などを守って施工してください。
商品の施工要領書をよく見て、希釈量や塗膜厚などを守って施工してください。